INDEX
慶應義塾體育会柔道部は、明治10年(1877年)福澤先生の旨を受けた和田義郎初代幼稚舎長が、三田山上の道場において関口流柔術を舎生に教えたことを起源とし、平成14年をもって創立125周年の記念すべき年を迎えました。
この間、「先ず獣身を成して後、人心を養う」と体育を奨励された福澤先生の教えを実践し、学生体育の発展に寄与するとともに、「内に在りては和親一致塾風の涵養を謀り、外に向ては義塾精神の宣揚に勉め、専ら気品の源泉智徳の模範たらんことを期し」、塾風の担い手としての役割を果たしてまいりました。
現在、慶應義塾體育会柔道部は、大学柔道部および一貫教育校の各高校柔道部にて構成されておりますが、日々の活動においては、大学から幼稚舎まですべての一貫教育校の柔道部員が相互に交流しながら一体として稽古に励んでおります。