この度、慶應義塾體育會柔道部令和6年度主務を拝命しました、野上恭平と申します。先輩方や保護者の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、誠に有難うございます。チーム藤井は、昨年11月、「ONE TEAM」というスローガンを掲げ発足しました。ここには学生はもちろんのこと、OBの先輩方を含めた塾柔道部全体の一体感を高めたいとの意味も含まれています。コロナ禍の影響も徐々に薄まり、綱町柔道祭や寒稽古など多くの行事が従来の形を取り戻しつつあります。その中で、塾柔道部の大きな強みであった縦のつながりを一貫校含めて取り戻したいとの想いを込めさせていただきました。
新体制となり、寒稽古や関西名古屋遠征等、前主務あかりさんが再開してくださった、多くの行事が以前までの形で開催することができました。一つ、受け取ったバトンを新しい形で後輩に引き継ぐことができ少し安心しております。この先も多くの行事や試合が控えております。直近では3月23日に慶應杯を控えており、既に200名程度の中高生の参加が見込まれています(3月1日現在)。
私自身参加したことのない行事も多く、OBの先輩方には多くの面で助けていただきました。改めて、私達学生が多くの人に支えていただいていることを感じることができました。誠にありがとうございます。こうして部の運営に携わる中で、約150年続く伝統の重みと主務の責任の大きさを日々痛感いたします。紡いできたバトンを私自身の想いや経験を乗せて後の後輩に託すことができるように、今後も一つ一つの業務に取り組んでまいりたいと思います。
私自身の想いについて述べさせていただきましたが、塾柔道部は私一人の力では、決して、立ち行きません。もう既に、心が折れそうな時に同期マネージャーの猪熊、土屋(文)や後輩マネージャーの土屋(実)、海部に支えてもらっています。マネジメントの代表は私ではありますが、「ONE TEAM 」のスローガンの下、マネージャー、副務一丸となって残りの日々を精一杯頑張りたいと思います。部員等の努力が部の今後の益々の発展に繋がる様、私自身もマネジメントの面から尽力してまいりますので、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。