平素より大変お世話になっております。はじめに、この7年間柔道部を支え応援して下さった諸先輩方、並びに関係者の皆様に、この場をお借りして深く御礼申し上げます。

こうして無事卒部を迎えることができましたのも、偏に皆様のおかげであることを改めて大きく、大きく感じております。本当にありがとうございました。

さて、私たち4年が卒部して早3か月が経過しましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。我々は各々最後の学生生活を大いに満喫し、社会人に向けての準備も粛々と行っている最中です。

時に、毎日道場に通っていたあの頃を思い出しては「練習内容変わったかな」「みんな仲良くやっているかな」と勝手に想像したりして、道場に顔を出そうと決めたと思えばやっぱり遠慮しておこうと踏みとどまったりもしています。7年間毎日のように見ていた顔を全く見なくなると、気がつかないうちに鬱陶しいやつらがいつの間にか愛おしい存在になっていました。

「当たり前」というのは本当に怖いものです、元々見えていたはずのものが見えなくなってしまうから。良くも悪くも塾柔道部には多くの当たり前が存在していて、大抵のことはいつの間にか当たり前のこととして忘れ去られてしまいます。先輩方が支えてくださっていることも、マネージャーがドリンクを作ってくれることも、仲間が隣で必死に頑張っていることも。そんな当たり前ではない当たり前に支えられて最高の青春を送ることができたことを今更思い出しつつ、その支えに対する感謝を当時からもっともっと表現しておけばよかったと後悔をしています。無償の愛は当然かも知れませんが、だからと言って一方通行でいい理由にはなりません。当たり前も感謝一つで愛に昇華することができるのなら、ありがとうという言葉を当たり前に生きていきたいと思います。

さて、最後にはなりますが、精力善用自他共栄は「究極の自己成長と他者貢献の両立」であります。我が師匠の古賀先生のように、自分の成長を周りに還元できる優しい人になる!!

改めまして、こういった感謝を伝えられる機会を与えてくださった広報担当の先輩方にも深く御礼申し上げます。皆様、一生分、ありがとうございました!!

高