125th Anniversary 125th Anniversary
125th Anniversary 「準備はいいか?」望月あかり
平成35年 2023/03/18
報告者:望月あかり(R06卒)

こんばんは。3年の望月です。すっかり春になりました。六徳舎在住の4年生の先輩方が、新生活に向けて引っ越しの準備をしていると聞き、時の流れを実感しています。寂しいです。

年度の区切りである春は、「変化と気付きの時期」だと思います。3年生は最高学年へ。2年生は下級生から上級生へ。1年生は後輩を持つ立場へ。学生生活や部内の立ち位置の変化は、新たな発見の源です。

最近思うのが、この気付きこそがチームの今後にとって非常に重要だという事です。取り組みが結果として形になるまでには時間が掛かります。今の時期に各部員が何を考えどう動くか、どう部で連携するかが、3ヶ月程の単位で、夏や早慶戦の頃には大きな違いを生むと思うのです。驚くべき事に、3ヶ月のタームを3回繰り返したら、もう私の学年は柔道部を引退しています。残されている時間は意外と短いです。

非選手の私は競技面の見識は薄いですが、部運営;例えばマネージメント部門、広報部門、人材部門、慶應杯、海外遠征等の一つ一つに、まだまだ改善出来る点があると思います。下級生には、部の課題に対して「こうした方がいい」「こういう挑戦をしたい」と、もっと積極的に提案して欲しいと思いますし、それを可能にする環境作りを行う事は現3年の役割だと今一度肝に銘じる必要があると思います。

さて、私生活も、3月に入り就職活動に本腰を入れ大きく変わりました。迫り来る出願締切や面接に向けて、「今」に感覚を研ぎ澄まし最大限学びを得ようと必死です。そうした中で、これまで見えていなかった自分の特質や志向に気付き、毎日が本当に濃いです。

3年前、入部当初、右も左も分からなかった私の目には、当時の4年生の先輩方が同じ学生とは思えない程大人びて輝いて見えました。先輩方の背中を追い続け、気付けば自分も最高学年を迎えようとしています。当時の4年生程に成熟出来ているかは定かではありませんが、思い返せば3年間沢山の事がありました。これから先も、色々あると思いますが、変化を前に臆さず、寧ろ自分から飛び込んでいく心持ちでいたいです。

次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

終わり。