こんにちは。3年の伊藤です。
交換留学へ行く日が着々と近づいておりますが、3年生の夏も大変充実した忙しき日々を送っており、まだパッキングを始めてすらいません。ここまでぶっつけ本番の人生を送りがちでしたが、初めてビザを取っての海外長期滞在なのでしっかり段取りを組んでいきたいと思います。
最近は家から日吉までの道のりで、「海賊と呼ばれた男」という小説を読んでいます。上巻下巻で900ページ弱ある超大作ですが、自分は高校の時日本史を専攻しなかったため、戦前戦後の様子が学べて非常に勉強になります。一企業とその取引に関わる人々の関係を見るのも非常に面白いです。また主人公の国岡の決断力は読むに鮮やかで、感動をもたらすものがあります。
これまで電車でぼんやりしていた時間を読書にあてれば良かったなと少し後悔しています。
さて、今日は早速前々回書ききれなかった4年生勝手に紹介を本題として始めたいと思います。
主務の白岩先輩は、こんなにも人に気を配れる方にはこれまで会ったことがありません。また常人には理解の範疇を越えた文学的センスも携えていらっしゃいます。人のことを気にしすぎて人生損をしていないかだけが気がかりです。
慶應杯リーダーの近藤先輩と言えば、飲み会や懇親会でのエールで非常に有名ですが、当たり前の事に敬意を表して下さる素晴らしい先輩です。いつかの寒い日、慶應杯に関する発送作業にマネージャーとして当然ながらあたっていたところ、静かに感謝の言葉と温かいミルクティーを下さったことは忘れません。
でかおさんの愛称で親しまれる宮本先輩は、同じ指定校推薦の身として勝手に親近感を抱いていますが、その大きな体からあふれる安心感によるものか、宮本先輩とご飯をご一緒させて頂いた時はゆったりといつも以上に美食を楽しめるような不思議なパワーを持っておられます。何効果なのでしょうか。
菅原先輩は天は三物を与えたのかと悲しくなる程、イケメン、秀才、運動神経抜群と誰もが羨む能力を兼ね備えておられます。しかし、3つで終わらず人並み外れた面白さ?もお持ちなのでその完璧さを一瞬忘れさせる程、親しみやすいお方でもあります。
柔道部のマドンナであるえりさんは、生涯において多くの男性を惹き付けてきたことに非常に納得な魅力あふれる女性です。きさくさとセクシーさを兼ね備え、おまけに看護学科で勉学にも励む知性もお持ちです。柔道を始めれば美しい技で芯の強さを発揮されます。
私が留学を終えて帰国するのは4月末なので、4年の先輩方とはしばらくお会い出来なくなってしまう方もいるかと思います。2名とマネージャーの数も少ない中、こうして私が柔道部の活動、2つのアルバイト、インターン、遊び、留学の準備と全て充実させてこれたのは、先輩方が部員が様々な活動に取り組めるような理解ある環境を築いて下さったからであり、感謝の思いでいっぱいです。その活躍を生で見られないのが非常に残念でなりませんが、4年生全員が有終の美を飾れることを、太平洋の向こう岸のバンクーバーから応援しています。