郡司です。今回の日誌から準公式HPだけではなく、OBの篠田先輩が運営して下さっている公式HPの方でも更新することになりました。

それにより多くのOBの方々に読んで頂き、コメントという新機能も追加されましたので、厳しい御意見も直接頂戴出来るであろう事をとても楽しみにしております。

さて今年も残すところ10日余りとなりまして、柔道が出来るのもあと3日間のみです。最近特に時間が過ぎるのは本当に早く、高校の3年間と大学の3年間では時の進み方が全く異なります。

一生終わることが無いのではと思ってしまう程の長い長い地獄の高校生活だったのに対し、ついこの間入学したばかりだというのにもう就活が本格的に始まろうとしている、という現在のスピード感に驚きと切なさと後悔が押し寄せて来ております。
あの怪我は未然に防げたのではないか、出稽古にもっと行っておけばよかった、あの試合は前半から攻めておけばよかった、もっと勉強を真面目にしておけばよかった、など思い起こせばこの3年間の後悔が止めどなく思い浮かんで来ます。
「人間は弱いもので選択肢を与えられた時に必ず楽な道へと進みたがる傾向にある、だからお前たちは易きに流されずに行動をしろ」と恩師には強く言われてきました。
自分は、柔道や私生活を易きに流されずに頑張ってこれたのか…?
答えはノーだと思います。
当時はこれが自分では精一杯、これ以上は無理だと思って行動していましたが、それは必ずどこかで弱くて狡い自分に負けていました。
しかし、いくら後悔して過去の意識や行動を変えたいと思っても人生はやり直すことは出来ません。変えられる事ができるのは“あの時”ではなく“これから”しかありません。
これからをどのように過ごしてどう変わっていくかによって、まだ自分自身成長出来るのではと思います。
この先、就職してからどんな生活が待っているかは想像がつきませんが、時が過ぎるのは今以上に更に早くなるとは思います。
今後は、残りの大学生活はもちろん一生涯に渡って、悔いが残らない様に日頃から思い立った事は積極的に取り組み、怠惰な自分に負けないよう精一杯過ごして行こうと思います。
今こうして過去を反省し新たな意識改善を掲げた自分を、未来の自分が振り返った時には再び後悔しなくて済むように…。