平成6年卒の本多です。
ここのところ試合のご報告が遅れておりまして、誠に申し訳ございません。
夏休みに入り、関東ジュニア、金鷲旗、インターハイなど大きな大会が立て続けに開
催されました。
関東ジュニアは7月15日(日)に埼玉武道館で開催され、-55kg級の佐藤(2年)
とー100kg級の後藤(3年)が出場いたしました。
全日本ジュニアには各階級3名出場できるのですが、佐藤は準々決勝まで進出し、そ
こで敗れたものの敗者復活戦にまわり、本戦出場まであと僅かというところまで健闘
いたしました。
また、後藤は見事優勝を果たし、本戦出場を決めました。
7月22日(日)には福岡にて金鷲旗柔道大会が開催され、昨年のベスト16を上回る成
績が期待されましたが、初戦(2回戦)で古豪・久留米商業に大将戦・延長で敗れてし
まいました。
久留米商業の次鋒に4人抜きされてしまい、後藤が大将戦まで抜き返したのですが、
最後は逆転の巴投げに我慢できずに投げられてしまいました。
8月3日(金)~4日(土)は富山でインターハイの個人戦が開催され、-60kg級で西村
(2年)、-100kg級で後藤(3年)が出場しました。
西村は2回戦から登場しましたが、緊張からか非常に動きが硬く、技をあまり出せな
いまま終盤に有効を取られ残念な初戦敗退でした。
後藤は初戦で静岡代表に1分弱で一本勝ち(足払い)すると、岡山代表に2分過ぎに払い
腰、新潟代表にも2分過ぎに内股で一本勝ちをおさめ、準々決勝では富山の強豪・小
杉の選手に優勢勝ちをし、まったく危なげなくベスト4に進出しました。
勝ち上がりの素晴らしさに「優勝間違いなし」と確信し、臨んだ準決勝。
相手は大分・杵築高校の岩永選手でしたが、開始3秒のまさかの足払いでの一本負
け、場内騒然でした。好調ゆえの落とし穴なのか、まさかのあっけない敗北でした。
相手の岩永選手はそのまま勢いに乗り、決勝でもわずか20秒で一本勝ちし、見事優勝
を飾りました。この日の後藤に勝てる選手はいないだろうというくらいの勝ち上がり
だったので、残念としか言いようがありませんでした。
しかし、インターハイ3位は誇るべき成績であり、試合内容も9月9日(日)の全日本
ジュニアでの活躍をも期待させるものでした。
燃焼し切らなかったエネルギーを全日本ジュニアにぶつけ、今度こそは優勝してもら
いたいと思います。
先輩方には今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。