試合のご報告  平成24年度 第60回 関東高等学校柔道大会

平成6年卒の本多です。
6月2日(土)、3日(日)に神奈川県横須賀市にて「第60回 関東高等学校柔道大会」が開
催され、慶応義塾高校が団体戦と個人戦(後藤 3年)に出場いたしました。
試合結果)
団体戦
1回戦  対 県立茂木高校(栃木) 4-1で慶応高校の勝利
まずは先鋒の三觜(3年)が果敢に攻め、指導2つを奪い優勢勝ち。
次鋒の人見(2年)は積極的な組み手で相手を圧倒し、中盤に一本勝ちしました。
ところが中堅の西村(2年)はリズムが合わずに終盤に寝技でもつれたところを関節
を極められ、まさかの一本負けを喫しました。
しかし、その後は副将の後藤(3年)、大将の白鳥(3年)が危なげなく勝利し、まず
は4-1で初戦を飾りました。

2回戦  対 木更津総合高校(千葉) 1-2で木更津総合高校の勝利
2回戦の先鋒には井上(2年)を起用しました。
井上の相手は千葉県チャンピオンということもあり、開始早々に技有りを奪われ、程
なく有効を連取されました。中盤には落ち着きを取り戻し粘りも見せましたが、ポイ
ントを取り返すまでには至らず優勢負けを喫しました。
次鋒の人見は積極的に組みにいきましたが、途中不可解な指導をもらいリズムを崩
し、中盤でまさかの一本負けを喫しました。
0-2で後のないところで前半のポイントゲッター西村が登場しましたが、攻め切るこ
とができずに指導一つを奪うにとどまり、引き分けに終わりました。
副将の後藤は貫禄の一本勝ちで1-2と追い上げ、大将白鳥に望みをつなぎましたが、
積極的に技を掛けるもポイントを奪うことができず、残念ながら2回戦で敗退しまし
た。
この後木更津総合高校は埼玉県1位の埼玉栄高校にも2-1で勝利しており、上位進出
のチャンスを逃す、非常に惜しい試合となってしまいました。

個人戦には3年生の後藤が出場しましたが、準決勝ではインターハイの重量級・東京
代表選手でもある足立学園の桑崎選手(188センチ 130キロ)に何もさせずに判定勝
ちし、決勝では昨年のインターハイベスト8(-90kg)の東海大甲府の古居選手を
豪快な払腰で投げて、堂々の優勝を果たしました。
後藤の試合内容は非常に安定しており、夏のインターハイでの活躍も大いに期待でき
ます。
7月14日(土)に行なわれる「塾高柔道部を励ます会」が始まる前には道場での稽古
見学も予定しておりますので、ぜひ後藤の柔道を生で見ていただければと思います。
以上、ご報告でした。