平成6年卒の本多です。
大変遅くなりましたが、4月22日(日)におこなわれました、関東高等学校柔道大会
の神奈川県予選(個人・無差別級)の結果につきましてご報告いたします。
出場選手  後藤(3年) 白鳥(3年) 人見(2年) 廣谷(2年)

試合結果
・廣谷  3回戦進出
2回戦(初戦)は難なく勝利(一本勝ち)するも2回戦は桐蔭学園の花田選手にいいと
ころなく敗れる。強い相手と対戦すると頭を下げてしまうので、姿勢よく自信を持っ
て試合に臨んでもらいたい。
・人見  ベスト16
2回戦(初戦)、3回戦は一本勝ちし、4回戦も技有で勝利しベスト16に進出。
5回戦では桐蔭学園の手塚選手と対戦。前半戦は相手にいいところを持たせずに互角
に渡り合うも、中盤以降徐々に劣勢となり、3分過ぎに一本負けを喫する。
相手もやり難そうにしていたので、思い切って仕掛ける場面も見てみたかった。
ただ、1月の団体戦で上位校の相洋相手に4人抜きをするなど、結果を出しつつあるの
で、今後が大いに期待される。
・白鳥 4回戦進出
2回戦(初戦)で多少苦戦はしながらも順当に4回戦に進出し、東海大相模の長谷川選
手と対戦する。長谷川選手は1年生ではあるが中学時代全国2位入賞しており、技も切
れ思い切りもある選手。良い勝負になると思われたが、結果はあっけなく白鳥の一本
負け。
組み際の技が多く、どうしても中途半端になりがちなので、しっかり組んで技を出せ
るようになればよいのではと感じた。
・後藤 優勝
なぜか本大会には、東海大相模、桐蔭学園の上位2校はポイントゲッターを出場させ
ない。
今回も東海大相模の河端、小原、桐蔭学園の岡田、山本、藤井といった後藤の対抗馬
となりうる選手はすべて欠場している。
もちろん、そのほかの有力選手は数名出場しているが、「後藤が優勝するのは当たり
前」と言う雰囲気の中で試合をおこなうのは、いつもと違うプレッシャーがあったの
ではないか。
それでも2回戦(初戦)、3回戦は問題なく勝利し、4回戦でも桐蔭学園のレギュ
ラー渡部選手(-81kg級2位)を技有で危なげなく破り、その後も日大藤沢の小
野、東海大相模の藤田に一本勝ちして決勝リーグ(4名総当り)の駒を進めた。
決勝リーグに進出したのは後藤のほか、桐蔭学園の手塚、根津、東海大相模の春日の
4名。
まずは春日選手と対戦したが、序盤は春日の捨て身の攻撃に手を焼いたが、中盤で技
有を奪取し優勢勝ち。次戦は重量級(アンコ型)で腰の重い根津選手相手に始終押し
気味で指導を2つ取り優勢勝ち。最終戦は手塚選手を押さえ込み、一本勝ちで有終の
美を飾った。
実力的には一本勝ちできる相手だが、今回は確実に優勝することが目的で、取りこぼ
ししないよう慎重に試合を進めていたように見えた。
6月2~3日におこなわれる関東大会本戦においても優勝候補の筆頭と目されるのは
間違いないので、ぜひ実力を発揮してもらいたい。

以上がご報告です。
今年の関東大会は神奈川県(横須賀)の地元開催です。
5月5~6日には神奈川県立武道館にて団体戦の予選も開催されます。
団体も予選を通過して、個人戦同様に本戦での活躍を期待したいと思いますので、ご
指導、応援のほど宜しくお願いいたします。