週末に行われました全国高等学校柔道選手権大会の神奈川県予選(個人)の結果をご
報告いたします。
-60kg級
西村(1年) 準優勝
佐藤(1年) ベスト8
ー73kg級
三觜(2年) 3回戦進出
竹内(2年) 2回戦進出
井上(1年) 3回戦進出
-90kg級
白鳥(2年) 2回戦進出
廣谷(1年) 2回戦進出
無差別級
後藤(2年) 優勝 ※3月19日(月)に開催される全国高校選手権(於
日本武道館)に出場決定
2年生の後藤が優勝、1年生の西村が準優勝いたしました。
また、1年生の佐藤は57kgと軽量ながら3試合連続で一本勝ちし、そのあとも粘
り強くGSで勝ち上がりベスト8に進出しました。
西村は実力的には充分優勝を狙えると思われましたが、全般的に動きがいつもより硬
く、どの試合もエンジンがかかるのが遅かったように感じました。決勝も危ない場面
はほとんどなかったのですが、先手を取られ結果的には試合としては完敗でした。
しかし、実力では決勝の相手(東海大相模の井澤)よりも勝っていると思いますの
で、春のインターハイ予選では雪辱を果たしてくれると思います。
後藤は全く危なげなく完勝で優勝を果たしました。
準々決勝の河端(東海大相模の中心選手)には30秒程度で内股で一本勝ち。
準決勝の藤井(桐蔭の重量級 全国中学チャンピオン)には頭を下げさせ何もさせ
ず、GS開始早々に指導2つで完勝しました。
決勝の岡田(桐蔭 100kg級の全日本ジュニア3位)戦でも終始組手で圧倒し、
指導を取った後、終盤に大外刈りで技有を取り、抑え込みは数秒で逃げられました
が、完勝で優勝を果たしました。
この3試合中、一度も相手十分の体勢で技をかけさせなかったことからも、結果以上
に実力差があったと考えられます。
全国大会においても優勝候補の一角と言っても過言ではないと思います。
一瞬のすきに何が起こるか分からない柔道の試合ですから、ハラハラしながらの観戦
でしたが、終わってみて振り返ると「完全優勝」という言葉がふさわしいような内容
でした。
強豪多い神奈川の中で、慶応高校の後藤は現時点で最強という言葉がふさわしいと思
います。
今思い起こしても興奮するような試合内容でした。
全国大会は多くの先輩方の応援をいただければ幸甚に存じます。
今後ともご指導のほど宜しくお願いいたします。