第63回四季の会は12月6日(火)37人の参加者を得て、交詢社倶楽部にて開催されました。始めに奥住先輩より開会宣言があり、続いて友田会長から「最近の子供達は屈託がないと言うか先生に稽古を頼むのにも、友達に頼むような言い方をする。彼らは文化が違うと解釈した方がいいし、自分達の時には先輩が怖くてやっていたものですが、いまは初めからいじめないで、まず興味を持たせて欲が出てきたら鍛えた方がよい。一貫教育が重視される所以です。」との挨拶があり、水谷先輩からは「青年時代の柔道の話題で繋がるこの素晴らしい会を若い人達に伝えて行きましょう。」との言葉で乾杯となりました。
途中44年卒の内海勝彦さんから今年古河電池へ移籍した報告の中で「私の今日あるのは両親、特に母のお陰です。先ほど柔道の一貫教育の話が出ていましたが、将を射んと欲すればまずその馬を射よの例えの如く、親達が子供達に柔道をやるよう仕向けさせるようにすることが肝心なのではないか。」との提言もありました。
成毛先輩からは「最近は工学部が今まで強かった日大を制して優勝したり、医学部もメンバーが揃って団体戦ができるように成る等、大活躍しています。」との近況報告がありました。以後も和気藹々の雰囲気のうちに時は過ぎ、最後は手島先輩の中締めでお開きとなりました。