慶應義塾体育会柔道部1年の伊藤亮彦と申します。

私は2月22日から3月3日にかけて、平成18年度東京学生柔道連盟海外研修に参加させていただきましたので、そのご報告をさせていただきます。

今回の海外研修には塾部員2名を含む24名の学生が参加していました。 日本研修団はまずカナダのバンクーバー、リッチモンドへ向かいました。リッチモンドでは、私はパシフィック国際大会に73kg以下級で参加させていただきました。結果は、同じ研修団の日本人選手に決勝で敗れ2位でしたが、外国人選手と試合をするという貴重な体験をさせていただくことが出来ました。また、現地の人々との交流会などもあり、異文化と直に触れ合うことが出来ました。

研修5日目にカナダからアメリカのサンフランシスコ、サンホゼへ移動しました。サンホゼにおいては、慶應義塾大学柔部師範の安藤勝英先生が学生の面倒を見るとともに、稽古に参加してくださりました。稽古はサンホゼ大学柔道場にて合同稽古を行いました。稽古の後は現地の学生と交流パーティーがあり、英語で交流を楽しみ、充実した時間を過ごすことが出来ました。

今回の研修を通して、カナダ・アメリカにおいて柔道がどれほど愛され、重んじられているかを現地で感じることが出来たのが私にとって最大の収穫となりました。日本で柔道をできていることを誇りに思いました。また、日本研修団内の他大学柔道部とも親睦を深めることが出来、私にとって非常に楽しく充実した研修となりました。この貴重な経験は私の今後の人生の宝になることと思います。

柔友会の皆様、ご支援いただき本当にありがとうございました。

慶應義塾体育会柔道部1年
伊藤亮彦