井口虎太郎

今年度、慶應義塾體育會柔道部主将を拝命いたしました総合政策学部総合政策学科4年の井口虎太郎と申します。以後、よろしくお願いします。 チーム井口の目標は2つ。「一部リーグ復帰」と「早慶戦優勝」です。我々は去年、東京学生柔道優勝大会にて敗北を喫し、二部に降格しましたが、二部優勝大会で優勝し、指名権を獲得することができ、一部復帰に大きく近づきました。

5月に来る東京学生柔道優勝大会では、先輩方の想いを胸に去年の雪辱を果たし全国大会に繋げます。 「早慶戦」は、慶應義塾體育會柔道部員なら誰もが夢見る晴れ舞台ですが、相手は強敵早稲田。私が入学してから一度も早慶戦では勝てていません。今年こそは強敵であり、良き友である早稲田に勝ち、慶應に勝利を齎します。

我々は上記目標を達成する為に、チーム一丸となり笹野監督、朝飛大師範のもと、週6日の稽古、トレーニングに励んでおります。チーム井口は重量級の少ない為、徹底した増量とトレーニングを積み重ね「負けない柔道」の完成を目指します。2024年11月に人数の多かった4年生が引退し、人が少ないと感じることが増えた一方、人が少ないからこそ1人1人が部に与える影響はこれまで以上に大きいという意識を全員が共有しています。日々の稽古、トレーニング、毎週の出稽古にて常に自身の役割を想定しながら濃い時間を過ごしています。特に毎週の出稽古では日本体育大学や早稲田大学などレベルの高い選手たちと稽古をする中で浮かんだ自身の課題と向き合い、それらを潰していくことで着実なレベルアップを図っています。先日行われたチーム井口初の定期戦、「慶甲戦」では多くの課題が見えた一方、日々の成果が発揮されたと感じています。

早慶戦までチーム一同全力で突き抜けてゆきます。これからも慶應義塾體育會柔道部への変わらぬご声援、ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。