平成6年卒の本多です。
5月13日(日)に神奈川県立武道館において、インターハイ個人の神奈川県予選が開
催されました。個人戦は2週にわたり行なわれ、13日は男子のー73kg、-81k
g、-90kg、-100kg、+100kgの5階級の試合がありました。
塾高柔道部のメンバーの試合結果をご報告いたします。

-73kg級
・小田原(1年)  3回戦進出
1,2回戦ともにGSの旗判定による勝利でしたが、3回戦で3位入賞した相洋高校・二
見選手に肩車で敗れました。小田原君は福井県出身で中学時代には北信越大会で優勝
し、全国でもベスト16の成績を収めています。積極的に大内、内股を繰り出していま
したが、まだまだ新しい環境に馴染んでいない感じがしました。慣れてくれば徐々に
技の切れも出て来るのではないでしょうか。
・井上(2年)   3回戦進出
2回戦からの登場でしたが、積極的に攻めて勝利し、3回戦に進出しました。
3回戦では光明・城間選手とほぼ互角ながらも若干守勢に回り、GS判定で敗退。
城間選手がベスト4に進出したことを考えると、「もうひと頑張り」できていればと
惜しまれる試合でした。
・人見(2年)    ベスト8
2,3回戦で確実に一本勝ちし、4回戦も危なげなく勝利してのベスト8進出。
準々決勝では全中チャンピオン・ジュニア強化選手の桐蔭・竹内選手との対戦となり
ました。
先日の団体戦では守勢に回りながらも一本負けしなかったことをご報告いたしました
が、今回はしっかり組んでの中盤の一本負け。実力差があり、思い切り攻めるところ
までは至りませんでしたが、気持ちの上での進歩も感じる試合でした。
-90kg
・白鳥(3年)    ベスト8
1,2回戦は危なげなく勝利し、3回戦で日大藤沢・田上選手と対戦しました。
ポイントを奪うことは出来ませんが、始終先手を取りGS判定で勝利してベスト8に
進出しました。
準々決勝では全中チャンピオン・ジュニア強化選手の山本選手と対戦し、ここは良い
ところなく敗れてしまいました。トップ選手と対戦するせっかくのチャンスなので、
少しもったいない気がしました。
・後藤(3年)    優勝
昨年もこの大会で優勝し、インターハイでもベスト8に進出した後藤は当然ながらこ
の階級の第一人者です。しかし、全日本ジュニア3位の桐蔭・岡田、東海大相模の中
心選手・河端などに勝つのは容易ではありません。準々決勝まではまったく危なげな
く勝ち進み、準決勝でまずは河端選手と対戦しました。組み手で圧倒し、指導一つを
奪ったままGSに突入しましたが、中盤で河端の捨て身の投げに後藤が大きく体制を
崩し、さらには寝技で腕がらみを狙われたところが最大のピンチでした。
ここは辛くも逃れ、反撃に出ようとしたところ河端選手はポイントで優勢になったと
判断したのか極端な守勢に回りました。そこを後藤は逃さず一気に攻めて投げ技で有
効を取り勝負あり。
後藤の組み手のうまさと柔軟性、そして勝負勘のよさが光るいい試合でした。
決勝は桐蔭・岡田選手相手に攻めまくり、指導2つで完勝し、見事2年連続インターハ
イ出場を決めました。(富山開催です)
先日の関東予選(無差別)に続く優勝で、本大会での活躍が大いに期待できます。
これからも毎週のように大会が続きますが、今後も先輩方のご指導のほど宜しくお願
いいたします。